山釣り紀行TOP

東北元気回復プロジェクト 「ニッポンの笑顔」秋田から!
▲白神サルは語る
 ・・・「自然に逆らっても勝てない」 「僕たちは、白神の力を信じている」

福島原発事故は「文明災」
仙台出身の哲学者・梅原猛さんは、「私は"文明災゛だと思う
原発が人間の生活を豊かにし、便利にする。その文明がいま裁かれている」と指摘した

東日本大震災、大津波は「天災」だから、あきらめるほかない
しかし、大津波で被災した原発事故はどうか・・・
ひたすら便利さ、快適さ、豊かさを追い求めてきた近代文明そのものが招いた災
という意味で「文明災」という言葉を使ったのであろう

ならば、日本はどんな文明をめざすべきなのだろうか
その問いは、千年先を見据えた文明論、哲学論であり、とても凡人には解けるはずもない
しかし、行き過ぎた文明の将来は、何となく危ういと感じることはできる

その不安を鎮め、生きる力、元気をもらうには、自然iが一番だと思う
八千年の歴史を持つブナの極相林・・・白い神が宿る白神山地
今年ほど白神の春を待ち焦がれたことはない
白神にも、春の足音が・・・

どんなに辛い冬であっても、命芽吹く春は必ずやってくる
春の柔らかな陽光を求めて、雪解けの落ち葉から一斉にバッケが顔を出す
白神では、これから命が躍動するドラマが始まる

そのドラマは、海岸部から内陸部へ・・・沢から峰に向かって展開される
それを追い掛けながら、生きる力、元気を授かりたいと思う
早春の恵み・エノキタケ(ユキノシタ)

白神の最大の特徴は、ブナの恵みの素晴らしさにある
それが人間も含めた生き物の多様性を支えている
白い神から授かった恵みに感謝しながらいただく・・・身も心も生きる力、元気が湧いてくる
白神に春を告げる草花編2011
▲早春のカタクリ(2011.4.10)  ▲カタクリ群落(2011.4.17)

白神山地で雪解けが早いのは、日本海に直接注ぐ小河川
芽吹く前の林床を散策すると、フクジュソウ、バッケに始まり、
カタクリ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサクが林床一面を覆うようにように咲き競う

1〜2週間もすれば、広葉樹の芽吹きとともに、ニリンソウ、スミレ、シラネアオイなど、
山菜とともに林床を百花繚乱に染め上げていく
その早春の花園に分け入ると、誰もが笑顔になり、生きている喜びを実感させられる
▲雪解けの清流を彩るキクザキイチゲ(2011.4.10) 

雪解けがピークを迎えると、水かさが増し、凄まじい轟音を発して流れ下る
裸の森を吹き抜ける風・・・白いイチゲの群れは、一斉に踊り始める
それは、春の訪れに歓喜乱舞しているかのように見える
▲清流を彩るニリンソウ(2011.4.17)
カタクリやイチゲのピークが過ぎると、ニリンソウが咲き始める
清流沿いに咲くニリンソウ群落は、背後の流れがキラキラと輝き、一際美しく見える

やがて、ニリンソウの大群落が満開になると、ホンナ、アイコ、シドケなどの山菜が次から次へと生えてくる
ニリンソウの開花は、山菜シーズンの到来を告げる草花でもある
だから草花たちの観察は、山菜のピークを読むためにも欠かせない
▲田んぼの畦に生えたバッケ(2011.4.10)  ▲小沢の源流部・残雪とバッケ(2011.4.30) ▲スミレサイシン(2011.4.17)
▲カタクリとキクザキイチゲ(2011.4.17) ▲春の陽光に踊るキクザキイチゲ(2011.4.10) 
▲小沢源流部の草花(2011.4.30)

左から、まだツボミ状態のカタクリ、エンレイソウ、エゾエンゴサク
4月10日〜30日まで、海岸部の下流部から源流部に向かって草花を追い掛けていると、
例え小さな沢と言えども、春の訪れが、一ヶ月以上もズレていることが分かる

つまり、海岸部だけでも、早春の草花は一ヶ月以上にわたって楽しむことができる
これは山の恵み・山菜も同じである
まして内陸部の奥山まで含めると、約3ヵ月にわたって春告げ花を楽しむことができる
▲早春の清流(2011.4.10、真瀬川支流の小沢) 
草木が芽吹く前の小沢の風景・・・「命の水」の尊さが心の中まで沁みる
白神のサル編(2011.4.17)
草花の撮影をしていると、
対岸から獣が警告を発する鳴き声が何度も聞こえた
もしかしてサルの群れではないか・・・

急いで川に向かうと、胴長を履いた釣り人がやってきた
釣り人に驚いたサルは、距離をとりながら上流へと移動してきたようだ
ちなみに釣果を聞けば、「ダメだ、さっぱりだぁ〜」

雪代が盛りで、釣るポイントは極端に少ない
水は冷た過ぎて、イワナ釣りには最悪の状態のようだ
「いつもなら、斜面一面にカタクリが咲くのもなぁ〜ほとんど見えねぇ」
と、例年より極端に遅い春を呟いて、釣り上がって行った

落ち着きを取り戻したサルの群れは、対岸に居座った
レンズは、新調したばかりのタムロン18-270mm/F3.5-6.3 Di UVC PZD
高倍率ズームのテストには、またとないチャンス・・・
夢中でシャッターを押す
タムロン18-270mm/F3.5-6.3 Di UVC PZD(Canon用)

・手触れ補正付15倍高倍率ズームレンズ
・35mm判換算で焦点距離28〜419mm相当
・重量が450gと軽い
・フィルター径62mm
・今回の写真は、全てこれ一本で撮影・・・描写性能にやや不満はあるものの、野生動物、イワナ、木の花などズームアップ撮影に便利
「ニッポンの笑顔!白神から」・・・と、訴えているようなワンカット

春の陽射しと、清流のマイナスイオンを一杯に浴びて、毛繕いをはじめた
約30頭の群れはお互いに肌を寄せ合い、厳寒の冬を耐えてきたはず
それだけに、春を喜ぶ無上の幸せが伝わってくる
下北と並び、世界の北限に位置する白神のサルは、必見に値する
毛色は、南のサルに比べ白っぽく、淡い色をしている

立派な体格、淡く豊かな体毛こそ、世界の北限に位置するサルの最大の特徴
サルたちも、白神山地が自然の災いに対して、最も安全な場所であることを知っているに違いない
その群れを観察していると、「千年先を見据えた文明論」の答えを見ているような錯覚に陥ってしまう
▲土から芽を出した早春植物を食べる ▲ブナの新芽を食べる
野生の生き物たちは、命の水と食が最も大切であることを知っている
なのに人間はどうだろうか
「あなたにとって最も大切なものは何か」と問えば、決まって「お金、携帯電話、テレビ」だという

自然の中に入ると・・・お金では何も買えない、携帯電話も通じない、電気もないからテレビも映らない
さあ、あなたならどうやって生きるだろうか・・・
▲右側のサルの口先に注目・・・萌え出たばかりの草を食べているのが分かる ▲一人で毛繕いをしていたサル・・・ちょっと寂し過ぎる光景だが、この後仲間に毛繕いをしてもらっていた
▲母と子サル・・・微笑ましいワンカット
▲先頭を追うように、サルの細道をゆく
▲ボスと思われるサルが急斜面を移動し始めると、約30頭の群れが一斉に動き出した

「共生」「棲み分け」の難しさ・・・猿害

 秋田県に限って言えば、サルの群れが確認されているのは白神山地のみ。かつて県内全域に生息していた事実を考えると、生息域が極端に狭くなったことが分かる。その白神山地でさえ、20年ほど前には、旧八森町でしか群れを見ることはほとんどなかった。

 しかし、最近では、旧峰浜村や藤里町、能代市でも頻繁に目撃され、トラブルが多発している。一般に野生のサルは、3〜4年に1回1頭を出産する。しかし、栄養の高い農作物を食べると、初産年齢も若く、1〜2年に1度出産するという。増えるに連れて、群れは分派し、農作物被害も激増している。

 山麓の人々にとっては、迷惑千万な出来事である。里山に暮らす人々の立場で考えると、「共生」の難しさに考え込まざるを得ない。村人が言った。「このままじゃ、゛猿の惑星゛になっちまう」・・・笑うに笑えない。「自然との共生」と言えば、バラ色に聞こえるが、とても都会のボランティアで実現できるものでもない。

 そこに住んでいる人たちの長年の知恵と技術、努力なしに持続的な「共生」はあり得ないだろう。「狩猟とは、野生動物に対して人間のテリトリーを主張する行為」というマタギサミットでの発言を思い出す。
早春の恵み・初釣り編(2011.4.30)
▲ギョウジャニンニク(2011.4.17)

例年なら4月上旬頃に採取しているが、今年はかなり遅い
一枚葉ではなく二枚葉が旬・・・根元からナイフで切り取り、根は残すのが鉄則
白い茎の部分は生食、葉は刻んで豚バラあるいはベーコンの油炒めが定番料理
おひたしや醤油漬けも美味い
早春の渓を釣る

2011年4月30日、ゴールデンウィーク前半は、いつもの相棒と待ちに待ったイワナ谷へ
初釣りは、いつもより一ヶ月も遅い・・・こんなことは、会結成以来初めてのことだった
崩壊した林道を歩いて5分ほどすると、体に異変が・・・

左足に力がかかると、太ももから足の付け根周辺に痛みが走った
騙し騙し歩いたが、次第に左足に力が入らなくなった
今回の大震災のダメージは、心だけではなく、身体も極端に元気をなくしていたことに気付かされた
▲真っ黒にサビついたイワナ  ▲朝飯前の釣果

いつもなら、先頭を歩くのだが、亀のようにノロイ歩き方じゃ後を追うしかない
深い谷にやっと下り立ち、腰を降ろして休む・・・すると、痛みは感じなくなる
しかし、再び歩き出せば痛みが増してくる

何が原因なのか・・・しばし過去を振り返っても思い当たることは全くない
イワナ谷を目の前に、自作の仕掛けを6.1m硬調竿の先端に結ぶ
イワナを釣ることに集中すれば、不思議と痛みを忘れてしまう

問題はオモリの選定だ・・・流れの太さを読み、2Bのガン玉をハリスに付ける
イワナが潜む岩陰を狙って、第一投・・・
間髪いれずに、野生イワナはエサに食らいついた

その動きは、糸と竿を介して手に取るように分かる
目印は微かに動き、竿先が震えている
糸を張って挑発すると、イワナはエサを逃がすまいと岩陰に向かって走った

そこをすかさず合わせる・・・真っ黒にサビついているが刺身サイズの良型イワナにニッコリ
幾つになっても初物イワナを手にすれば、新鮮な感激が全身を貫く
初物イワナから、笑顔と元気をありがたく頂戴する
▲湧水地に群生したクレソン ▲クレソンを摘む・・・生サラダやイワナの刺身の薬味、天ぷら、煮物、汁の実など
▲白い花が咲き始めたヤマワサビ ▲花が咲く前のヤマワサビ
海岸沿いの小沢は、既に雪代のピークは終わっていた
しかし、黒くサビついた個体が多く、右の写真のように白っぽいイワナは稀だった
こういう場合は、イワナが定位する場所に確実にエサを送り込まないと釣れない

イワナの動きに合わせて釣る・・・順応的な釣りは、頭ではなく身体で反応するしかない
そして持続可能な釣りをするには、欲を半分殺す必要がある

頭の文化と身体の文化
佐藤宏之先生の「共生の民俗知」の講演を思い出す

 「頭の文化・脳の文化は一元論的である。一方、身体の文化は、多様性に富んでいる。つまり頭ではなく、経験、体験したものの文化であり、極めて多元論的である。まさにマタギの文化は、身体の文化であるとも言える。刻々変化する生態系を維持するには、都会のボランティアでは不可能。これまでの自然保護は、日本の優れた共生観を取り入れてこなかった。その地域に住む人々の「共生の民俗知」こそ重要であり、それを再評価すべきだ」と力説した。

現代社会は、「身体の文化」を軽視し、頭で考え過ぎる傾向がある
それだけに「共生の民俗知」には、「千年先を見据えた文明論」のヒントが潜んでいるように思う
▲コゴミ(クサソテツ)の群落
背後の斜面は残雪・・・渓流沿いの雪が解けたばかりの地面から、いち早く芽を出す

イワナ釣りの楽しみは、イワナを釣るだけではない

美しき水の周辺には、山菜やキノコが群がって生え、多種多様な草花が咲き乱れる
さらに昆虫や野鳥、獣たちも集まってくる

イワナが群れる渓流は、命の循環を最も身近に観察できる別天地
だから白神の素晴らしさは、山の頂にあるのではなく沢を歩かないと体感できない
写真のように茎が太く、葉が開く前の株を選びナイフで切り取る
クセもなく万人に好まれる山菜の一つ
天ぷら、おひたし、ゴマ味噌和え、汁の実、煮物、炒め物など
▲エノキタケ(ユキノシタ)の群生
芽吹く前の殺風景な谷では、黄褐色の鮮やかなエノキタケは一際目立つ
倒木の下に折り重なるように群がって生え、寒さを吹き飛ばす暖かな風景に見える

白神のようなブナ帯の谷では、春から秋までキノコが生える
天然キノコの美は、森のパワーの凄さを象徴しているだけに被写体としても一級品である
 
低山帯の渓流沿いに生える
雪国では、春一番のキノコで珍重されている
茎は黒っぽく、成菌の茎は中空になっているのが特徴

ヌメリが強く、甘い香り、歯切れが良い・・・濃厚なうま味があり、味は一級品
ナメコ同様、日本人好みのキノコで、味噌汁、和え物、天ぷら、鍋物など日本料理に合う 
▲側線より下に鮮やかな橙色の斑点をもつニッコウイワナ
日本海に注ぐ小河川では、かつてアメマスやサクラマスが群れをなして遡上した
その名残なのか・・・アメマス系イワナとニッコウイワナが混成している
人生の師・イワナ
山の命をありがたくいただく

今晩の山の幸料理は、イワナの刺身、塩焼き、コゴミのおひたし、エノキタケの味噌汁
これで一杯やれば、心身ともに生きる力、元気が湧いてくる
そして、心まで幸せな笑顔が広がり、極楽気分で熟睡できる

「魚は美味しく食べてこそ成仏する」という
その意味は、魚の命をいただいて人間は命をつなぐことができる
魚は人間を助けたと心得て成仏すると言われている

だから、釣り人は、命をもらったイワナの分も、懸命に生きなければならない
マタギは「山に生かされている」というが、釣り人とて同じである
恵みと災いをもたらす山・・・畏敬と感謝

巷でよく目にするタイトルは「恵みの○○山」というもの
しかし、時には人知を超えた災いをもたらす
水は命の根源だが、津波や鉄砲水、洪水のように怖い存在でもある

つまり、山(自然)は、常に想定外のことが起こり得る
そんな山と向き合って生きるには、まず山を畏れ敬う心がなければならない
そして恵みは、山からの授かり物として感謝する心がなければならない

真のタイトルを付けるとすれば「恵みと災いをもたらす○○山」となるはず
だから、お茶の間感覚の自然保護、動物愛護的感覚では、命を奪われる
今回の東日本大震災は、改めて「畏敬と感謝の念」の大切さを痛感させられた
白神にも山菜シーズン到来(2011.5.3)
草木が芽吹き始めると、林床にはニリンソウの大群落が出現する
驚くほど広い真っ白の絨毯は、遠くからでも良く目立つ
コダシを下げた村人たちは、アイコ、シドケを求めて斜面を駆けずり回る
森を見上げれば・・・
萌え出たばかりのブナの若葉が逆光に透けて、眩しいほどの輝きを放つ
この森は、東北の文明を育んできた「母なる森」である
▲アイコ(ミヤマイラクサ) ▲シラネアオイ

多種多様な草花を見つけては、地面に這いつくばり、虫の目線でシャッターを押す
その合間に山菜を見つけると、撮る、採るといった具合で実に忙しい
山菜を袋一杯に採って斜面を上がると、帰りを急ぐ軽トラックが急停車した

「何、採っているんだ」と聞くから、「アイコだよ」と答える
「ほう良いアイコだな、ゼンマイはなかったか」、「いくらなんでもゼンマイは早いだろう」
村人は、わざわざ荷台の防水シートを外して収穫した山菜を見せてくれた

コダシに満杯入ったアイコ、その脇にシドケとゼンマイが無造作に置いてあった
「すげぇなぁ〜、どこで採ったんだ」と聞くと、得意げに言った

「ずっと上流の沢に入ったんだ、日当たりの良え斜面を探すと葉が開がねぇアイコが
斜面のな、一面に生えでいだんだ・・・シドケとゼンマイもあったどぉ!」
と、思わぬ収穫に満面の笑みを浮かべて語ってくれた

冬の間、緑黄野菜の乏しい雪国人にとって、ブナの恵み・山菜は本当にありがたい
山から授かる感激と幸せは、決してお金で買うことはできない
薄紅色のオオヤマザクラ

ヤマザクラは白花だが、オオヤマザクラは薄紅色でやや大きいのが特徴
ブナの新緑に薄紅色が映え、実に美しい
オオヤマザクラが咲き始めると、生命踊るドラマが河口から源流部へとゆっくり駆け上がってゆく
▲アイコを湯がき水にさらす ▲生食用のギョウジャニンニク ▲シドケのおひたし
▲アイコのおひたし ギョウジャニンニクと豚バラの油炒め エノキタケとアイコの葉の味噌汁

連休前半、山菜づくしの料理で、命のエネルギーを満タンにする
▲山里を彩る草花・・・菜の花、スイセン、タンポポが咲き始め、「春爛漫」の季節が到来

真ん中の美しいスイセンは、白神山麓の前庭一面に咲いていた
ところが家の壁板を見ると、穴が数か所見えた
こんな桃源郷のような村に廃屋が・・・

玄関先には、ニリンソウが寂しそうに咲いていた
まるで家主の帰りを待っているかのように・・・
雪国に春爛漫を告げるサクラ(2011.4.29)

日本の風土、文化にはサクラが良く似合う
しかし、東日本大震災の衝撃は余りにも大き過ぎて、簡単には癒せないだろう
そんな方には、世界自然遺産・白神山地のパワースポットがオススメ
▲二ツ森から白神岳を望む・・・命が芽吹く白神の美  ▲残雪とブナの新緑美

雪解けは、ブナの根回り穴から森全体へと広がっていく
萌黄色に染まるブナの新緑は、目にも心にも染み渡るほど美わしい
東北の原風景と言われるブナの森は、白神山地がナンバーワン

秋田県八峰町二ツ森(泊岳)山頂は、特に残雪期が展望も開け
気軽に青森と秋田にまたがる世界自然遺産・360度のパノラマを満喫できる
LINK 白神山地・二ツ森から新緑の樹海を望む

ブナの芽吹きは、暖かくなるにつれて、谷底から峰に向かって、ゆっくりと駆け上がってくる
黄色い花を咲かせ、淡い黄緑色の新葉を開き、山全体が萌黄色に染まる
深い眠りから覚め、命が芽吹く新緑・・・まさに生命踊るドラマを体感できる

世界自然遺産白神山地から「生きる力!元気!」をもらうには、5月〜6月上旬頃がベスト
ぜひ皆さんにも、白い神が宿る白神山地から「8千年のパワー」を授かってほしいと願う
「自然に逆らっても勝てない」 「僕たちは、白神の力を信じている」

山釣り紀行TOP

inserted by FC2 system