遅出のナラタケ、落葉とナメコ、次回に期待のマメ、晩秋ナラタケ、万里の長城遭難死、ナメコの缶詰 |
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ブナ林の黄葉は半分ほど散り、森は黄色から赤茶色に変わっていた ナメコは、やっと第一ピークが到来・・・もう一週間後の第二ピークを予想させるマメもたくさんあった 不思議なことに、終わったと思われたナラタケが再び生えだしていた 季節感覚を狂わされたような晩秋のナメコ&ナラタケ採り お蔭で、前回と同じ4人の大パーティではあったが、全員大量のキノコに大満足であった |
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杣道沿いのナメコや遅出のナラタケを採りながら目的地に向かう 上の木も大分朽ちてきたが、下にムキタケ、上にナメコが生えていた ナメコのピークを予感させる生え方であった |
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増水した川を渡り、対岸のブナの倒木に向かった やっとナメコが群生し始めたようだ さらに上や反対側の下にナラタケが群生していた |
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再度生えだしてきたナラタケの群生・・・下に腐りかけのナラタケも見える 晩秋の11月に旬のナラタケを採るのは初めてのことであった 何はともあれ、美味しいキノコだけに大歓迎だ |
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▲傘が開く前のナメコ・・・大根おろし和えにちょうど良いサイズ この頃の雨で新たに生えてきたナメコも目立つ マメは次回のために残しながら、楽しいナメコ採りが続く |
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▲一週間前に残したマメは、傘が開き成菌に生長していた ここで山際コースと沢筋コースに別れる 私とT相棒は、一気に奥地の沢筋コースに向かった 狙いは、今までほとんど生えていなかったナラタケ木である |
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▲ナラタケの群生 「おっおっ、生えているどぉ〜」 狙い通り、やっと倒木の上側に生えだしていた ナイフで株ごと切り取り、小さなザルで受けながら採取する |
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▲ナメコの幼菌 | ▲ブナハリタケ | ||||||||||||||||||
もう一つのナラタケ木を探ったが、こちらは× そうそううまくはいかない 遅出のブナハリも満開であったが、重くてかさばるので採取しなかった まばらではあるが、やっとムキタケも生えだしてきた |
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▲落葉が降り積もる晩秋ナメコの風景 | |||||||||||||||||||
▲傘が開きかけた旬のナメコ | |||||||||||||||||||
▲次回に期待がかかるナメコのマメ 山際コースを歩いた仲間二人によると、倒木一面に群がる巨大なマメに遭遇したという こうした新しいマメの群れを見ていると、もう一週間後がナメコの第二ピークであろう 今年はキノコの出が遅れた分だけ、遅くまで楽しめそうだ |
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▲晩秋ナラタケの大群生 半枯れのブナの根元に群がるように生えていたナラタケ 秋田、山形では、晩秋に生えてくるナラタケを「コゴリモダシ」と呼んでいるようだ 特徴は、傘や茎が太くしっかりしている ナラタケは、雑キノコの代表だが、専門家の分類では9種類に及ぶという しかし、食用のキノコ採りにとっては、「ナラタケ」の一種で何の支障もない |
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▲落葉舞い散るブナ林のキノコ採り こんな大群生に出くわすと、笑いが止まらない 背負っているザックは、既にキノコで満杯に近い それでも本能的に採る、採る・・・これは採集の遺伝子が騒ぐからであろう |
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▲ナメコ幼菌の群生 定番ナメコルートの最終地点のナメコ木 今年もナメコが群生していた 写真を撮った後、4人で一斉に採取にとりかかる 倒木の下は、垂直に近い泥壁で足場が極めて悪い 慎重に足元を固め、ナイフで切り取ったナメコを小さなザルで受け止めながら採取する 4人ともなれば、これぐらいの群生はあっという間になくなってしまう |
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雨で濡れたキノコは、水分をたっぷり含みやたら重い 全員が、その重いキノコをザックに満杯に詰め込んで下った 採るのは楽しい・・・けれども、家に帰ってからの後処理が大変だ 今回採取したキノコの缶詰加工は、ちょうど20個であった 内訳は、ナメコ12缶、ナラタケ8缶であった ここで注意点を一つ・・・ナメコの缶詰は、傘が開いた成菌だとほとんど入らない 従って、ナメコの缶詰は詰め込みやすい幼菌のみに限定するのがベスト 成菌は、全てSサイズのフリーザーパックに入れて冷凍保存した |