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傘が開いたマイタケ、腐ったナガレのマイタケ、クリタケ、今年最後のマイタケは2.5kgの大株
 2013年10月12日(土)、朝小雨が降っていたが、雨が上がるとの予報であった。時計を見れば既に8時・・・山に出掛けるには遅すぎるが、散歩に出掛ける気分でマイタケ山に向かった。意外にも車止めには、10台余り駐車していた。まだ、マイタケは期待できるのだろうか。

 結論は、上の写真のとおり2.5kgほどの大株に当たったが、採取したのは大小合わせてたったの3株。ほとんどはナガレで腐っていた。マメやサワリはゼロ・・・今年のマイタケは終わりのようである。
 前回残しておいたサワリは、誰にも採られることなく残っていた。傘が開いたスワリ末期・・・重量は約1kgで、まあまあのサイズであった。もう数日遅れれば、確実にナガレになっていただろう。
 右の根の窪みから生えていたマイタケ。こうしたマイタケは、手で採取するのは無理。ナイフで根元を丁寧に切り落としながら採取する。採り終えてから周辺のミズナラを探るもマメすらなかった。上流の尾根にトラバースして探ると・・・
▲ナガレその1 ▲ナガレその2
▲ナガレその3

 この尾根は、二週間ほど前探った時は、全くマイタケの気配がなかった。3年前に採取したキノコ木周辺は全てナガレで腐っていた・・・残念。今年のマイタケは終わりであることを告げる光景でもあった。
 連日雨が続いているせいか、サワモダシは真っ黒に腐り、ミズナラの根元にはクリタケの群生が目立ち始めた。雨で草木が濡れ、時折小雨が降るから、カメラはほとんど出せなかった。
 3年前、4kgの大株を採ったミズナラに向かったが何も生えていなかった。周辺を探ると、痩せ尾根から危険な崖地に生えたマイタケの大株が見えた。慎重に崖地を下り、ミズナラの根の先に生えた大株へ。根の下側を覗くと、マイタケは大量に腐っていた・・・残念!

 大株を下から起こすと、久々に重い・・・重量は約2.5kg。今年最後を飾るマイタケに満足して、谷まで一気に下った。

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