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2018マイタケ採りPart2

 2018年9月17日(月)、久しく訪れていない奥地のキノコ木に向かった。巨大な株が幾つもあったが、全て茶系マイタケで、かつ傘が開き過ぎであった。最も期待していたキノコ木は、大きな株が二つ、全てナガレていた。「来るのが遅かった!モッタイナイ!」と悔やむほかなかった。 
  • 午前5時過ぎ車止めを出発、目的地の尾根に辿り着いたのは午前8時・・・3時間もかかった。豊作の年は、奥地に行かなくても楽して収穫できる。だから、この尾根は誰一人歩いた形跡はなかった。尾根にとりつき、歩き始めてすぐ、スワリからスワリを過ぎてナガレ寸前の株が連なるキノコ木に出会う。 
  • 上から見ると、こんな感じ・・・これが旬のマイタケなら「大当たり」なのだが・・・。
  • ナガレ寸前の株・・・傘表面に若干白い粉がふき、傘裏をみれば小さなブツブツができている。これはスワリを過ぎて品質が劣化し、ナガレ寸前の状態にあることを示している。食べても問題はないが、ボソボソして歯切れが悪く、味も今一つなので採らずに撮るだけにとどめる。 
  • 傘が開き切ったスワリ状態の株・・・傘表面に白い粉は見られないが、旬を過ぎている株。モッタイナイとは思ったが、このキノコ木のマイタケは全て撮るだけにとどめる。 
  • 黒マイタケのマメからサワリが3株・・・これは採らずに残す。尾根の中間に森の王者のように居座るキノコ木は、上のブナの木が倒れて根の周りを覆い尽くしていた。ゆえに、光の当たり具合も通気性も悪くなり、マイタケの気配はゼロであった。
  • かつて黒マイタケ4キロの大株を採ったキノコ木に向かうと、マイタケの大株2つが全てナガレていた。来るのが遅かった! 当たり前のことだが、ナガレの写真はしこたま「汚い」ので撮らない。
  • 5本目のキノコ木・・・またまたナガレ寸前の茶マイタケが6株。ガッカリしながら、左回りに上ると・・・
  • 「うわぁ~!」と、声が出るほど大きな茶マイタケであった。 
  • 傘は開き切っているが、表面に白い粉は見られず、茎もしっかりしていた。香りも十分・・・この株だけナイフで切り取り、風呂敷に包んでザックに背負った。時計を見れば既に10時。黒系のサカリの株は期待できそうにないので下ることにする。まだ9月中旬なのに、ナガレやナガレ寸前の株がこんなにあるのは初めての経験であった。
  • ここでは、茶系マイタケの旬のピークは1週間前のようだ。今後は本命の黒系マイタケに期待したい。   

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