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2018マイタケ採りPart4

 2018年9月26日、久々に相棒のダマさんと二人で定番のマイタケ山に向かった。11日前に残したマメは傘が開きすぎでナガレ寸前、サワリの株は既にナガレていた。3連休が終わった後なので、歩きやすいコースはマイタケの気配がゼロ。誰も歩かない斜面を下ってみると、2本で大当たり。ダマさんが見つけた上の写真は、大小合わせてスワリの株が10株もあった。
  • とんだハプニング・・・車止めに着いて、いざスパイク付き地下足袋を履こうとしたら、な、な、何と!左、左の足袋を持ってきてしまった。これじゃ、右足に履けない。やむなく家まで戻るしかなかった。お陰で2時間半もロスしてしまった。
  • 11日前に残したマメは、開き過ぎで旬を過ぎていた。サワリの株は既にナガレ始めていた。新たに黒いサワリもあったが、たったの1株のみ。
  • 沢に向かって下るルートは3つ・・・枝沢緩斜面、分水嶺の尾根、本流に向かう藪の急斜面。前二つは、3連休でことごとく歩き尽くされているようで、サワリの株が1株のみ。やむなく、人の歩かない藪ルートを下ってみた。途中から二手に分かれて下る。 
  • やっとベストタイミングの株が6株並ぶキノコ木に当たった。相棒に、マイタケ発見の合図に笛を何度も吹く。ほどなく、斜面の斜め上から相棒の笛の音が聞こえた。マイタケを撮影しながら、相棒が来るのを待ったが・・・来ない。それどころか、相棒が笛を何度も吹き鳴らしている。相棒もマイタケを見つけたようだ。マイタケの横にザックを置いて、カメラだけ持って相棒の笛の方向に急斜面を上る。
  • おおっ!ミズナラの根元の周りを取り囲むように、スワリのマイタケが大小10株も座っていた。ダマさんにとっては、初めての大当たり!・・・聞けば、準備してきた風呂敷は1枚だけしかなかった。これじゃとても入らない。やむなく、ビニール袋に入れるしかなかった。
  • 奇妙な形のマイタケ・・・色は茶系と黒系の中間系。開ききった傘は、肉厚で重いのか、一様に下に垂れ下がったような奇妙な形をしている。一瞬、旬を過ぎたマイタケのように見えたが、茎も傘もしっかりしていて、マイタケ特有の香りは満点であった。よくよく考えてみると、天然マイタケはキノコ木によって千差万別。マイタケも、遺伝子の多様性に富んでいることを実感する。
  • 傘の大きいマイタケは、天ぷらに最適だ。 
  • もう一本のキノコ木から採取した黒系マイタケ6株。やはり、豊作の年は発生量が桁違いに多い。思えば、2時間半ロスしてマイタケ山に向かう途中、まだ8時だというのにザックを満杯にしてバイクで下るマイタケマンに出会った。恐らく、目的の斜面で大当たりしたに違いない。豊作の年は、大当たりの確率が上がるだけに、勝負が早い。          

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