晩秋のナメコ採り
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2018年11月3日(土)、しばらく雨が降り続いたので、晩秋ナメコの発生を期待しナメコ山に向かった。確かに雨の影響でナメコの発生はみられたが、すこぶる少ない。問題は雨の降り方・・・大雨警報が出るほどの強い雨が降り続いた災いなのか、期待外れであった。お陰で、奥山の両岸をくまなく歩かされてしまったが、食べる分は十分採れたので文句は言えない。 |
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- 前回、肉厚の極上ナメコを採取した激戦区のナメコ木・・・成菌では、ベストサイズ・傘が7分開きのナメコが発生していた。これなら期待できると思ったのだが・・・
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- 採取している最中、地元の古老がクマよけ鈴を鳴らしながらやってきた。前回も採られた後だったが、またしても採られてしまったとぼやく。まだ後ろに女性を含む3人組がいたとのこと。お互いに歩くコースが重複しないよう確認しあう。
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- 晩秋とは言え、北斜面と南斜面では黄葉の進み具合が違う。定番ルートの対岸に向かうと、黄葉真っ盛りだが、定番ルートの黄葉は既に赤茶け、大半は落葉している。黄葉は素晴らしいが、ナメコの気配はほとんどなし。
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- ヒラタケ・・・立ち枯れ木のブナに生えたヒラタケ。大雨のためか、腐りかけていた。ムキタケは、至る所に生えているが、全てパス。ブナハリやクリタケは、既に旬が過ぎて腐りかけているものが多い。
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- 数百年フナの倒木に生えたナメコ・・・倒木の大きさに比べて、ナメコの発生が少ない。
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- 右岸は、黄葉が美しいが、ナメコの気配がないので、定番の奥山ルートに切り替える。
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- 数年間お世話になっているナメコ木にやって出てきたナメコの幼菌。それでも発生量が極端に少ない。
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- 落ち葉に隠れていたナメコ・・・落ち葉の色とナメコの色は、良く似ている。
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- ブナの黄葉は、黄色から赤茶色に変化。まもなく一斉に落葉することだろう。
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- ブナの原生林地帯・・・最奥のブナ林は、これまで全く伐採されたことのない原生林地帯。斜面には、この森の主・巨大なクマの足跡があった。その穏やかな森の中を流れる沢で昼食。
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- ブナ原生林地帯の倒木・・・この倒木は、来年あたりからナメコが生えるであろう。この一帯には、今年の台風で倒れた巨木が何本も倒れている。将来が楽しみだ。
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- 標高の高い峰付近は、ほとんど落葉し、寒々とした鉛色の森にすっかり変身している。こういう寂しい山を見せられると、そろそろ冬眠せねばなるまい。今年も春の山菜、イワナから晩秋のキノコに至るまで、有り余るほどの恵みをたくさん授かった。山の神様に深く感謝、感謝・・・そして来年もたくさんの恵みを授かりますように祈る。
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