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2020マイタケ採り やっと、やっと出てきた!

  • 2020年9月30日、前回、全く出ていなかったコースを歩いてみた。恐らく一週間前に見回りをした後、ほどなく発生したマイタケであろう。ちょうど食べ頃サイズに成長していた。でも当たったのは2本のみ。マメの発生も確認したが、まだまだ発生本数は少ない。昼過ぎ、足取り重く帰ってくるマイタケマンも多かった。
  • 1本目・・・右肩にマメが発生していた。このところ急に気温が下がり、秋らしくなってきた。これまで見られなかった毒キノコの筆頭・ツキヨタケの幼菌やニガクリタケなども顔を出し始めた。
  • 2本目・・・毎年のように発生する優秀なキノコ木。前回、マイタケのマの字もなかったから、マメでも確認できればと、急斜面を這うように登ると、目の前に大きな株が見えた。先ほどまで死にそうな心臓の音は、やっと、やっと出てきたマイタケに一気に元気回復!。マイタケは、心身共に老化してゆくジジイには元気ハツラツの特効薬だとつくづく思う。
  • 右肩にマメが3個あった。 
  • 最高の黒系マイタケ・・・苦戦が続いていただけに、嬉しさ100倍であった。
  • 品質Aランクの黒系マイタケ・・・大休止してから、ザックに背負う。ズシリと重いが、足取りは軽い。
  • 3本目・・・下側にマメが3個あった。とりあえず荷を下ろして撮影しようと根の上に回り込むと・・・ 
  • 大きくはないが、仲良く2株が並んでいた。しかし以降、マメすら見当たらなかった。つまり、マイタケの発生は、まだまだ少ないということだろう。 
  • 少々荷は重いが、次回のために別ルートを探ってみる。 
  • トチの実は、豊作のようで足の踏み場がないほど大量に落下している。どんぐりも結構落ちている。クマに注意と思っていると・・・
  • 真新しいクマの糞・・・黒い糞に大量の丸い種が入っている。何の実を食べたのだろうか。斜面下にも連続するようにあった。恐らく、クマが脱糞中にクマ避け鈴に驚き、移動したのであろう。
  • お世話になっているキノコ木もナラ枯れ・・・上質のマイタケが発生するキノコ木だが、根の周りはナラ枯れ特有の大量のフラスに覆われていた。 
  • 食べ頃のマスタケ・・・耳たぶほど軟らかく、ちょうど食べ頃のマスタケ。まだ発生量は極端に少ない。さらにブナハリタケやサワモダシの発生も見られない。マイタケの発生だけでなく、全てのキノコの発生量が少なく、大幅に遅れていることは明らか。 
  • 別ルートで見つけたマメは1本のみ。それでも発生量は多く、マメが7個あった。まだマイタケの発生するキノコ木は少ないが、1本当たると採取量は多いように思う。10月の霜降りマイタケに期待したい。  

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