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2021年イワナの初釣り

 2021年4月上旬、天候が良かったので、急遽山から遠ざかっていたナベちゃんを誘って定番のイワナ沢に向かった。車止め周辺のお花畑は、キクザキイチゲとカタクリが満開、ニリンソウもちらほら咲き始めた。今年は大豪雪だったが、源流部でも残雪はほとんどなく、雪解けの早さに驚かされた。雪解けが早ければ、それだけ釣り人も入る。案の定、中流部まではイワナがスレて、アタリが遠かった。源流部に入ると、一転、入れ食い状態となった。やっぱり、「イワナは足で釣れ」の格言通りであった。お陰で、帰りは車止めまで3時間を要した。 
  • 今回のメインは、アクションカメラ「GoProHERO9」による初めての動画撮影である。 イワナ釣り、キノコ採り、登山など、臨場感のある動画が簡単に撮影できる点が素晴らしい。ただし、実践を繰り返さないと、なかなか思った構図で撮影できない。事実、今回も反省点は多々あった。
  • 2021早春のイワナ釣り - YouTube 約14分
  • 今回はネックレス式マウントを使ってみたが、イワナがヒットした瞬間を撮るには、首下でフリーに動き過ぎる欠点がある。
  • さらに胸元に下がっているので、電源のON、OFF、動画撮影のON、OFFの確認ができないといった欠点が目立つ。
  • どんな動きでも水平を保つ「水平維持機能」は便利で、この機能の設定は必須。
  • 次回は、バックのベルトに固定するクリップマウントを使ってみようと思う。
  • 1日、沢へ下る地点から無駄を承知で連続撮影すると、電池が1個では足りず、2個を要した。2泊3日程度の山釣りでは、予備も含めて6本が必要になるので、再度3個充電式のバッテリーを購入。
  • マイクロSDカード・・・付属でついてきた32GBでは、日帰りでも足りない。今回は54GBほど撮影した。2泊3日でフルに撮影するとなれば、128GBと予備で64GBを準備する必要がある。
  • これまで画像保存用に使用していた1TBのハードディスクでは全然足りない。専用の動画保存用に2TBのハードディスクを購入。
  • さらに動画を編集するには、古いパソコンでは動きが遅いだけでなく、フリーズもする。corei7、メモリー16GB、SSD 500GB、HDD 1TBのパソコンを購入するなど、やたら出費がかさんでしまった。
  • 廃林道を歩く途中、ニホンザルの群れに出くわした。ブナの芽吹きはまだなので、恐らく、昨年落下したブナの実やドングリなどを拾って食べていたのであろう。 
  • ブナの実・・・今年は珍しく、ブナの実がたくさん落ちていた。白神山地のブナは、平年作~豊作だったのであろう。とすれば、今年は親子グマの遭遇に要注意だ。
  • ため糞・・・タヌキかアナグマは、同じ場所に複数で糞を集中させる「ため糞」の習性がある。この一帯は、ニホンザルの群れが多いが、サルはため糞をしない。 
  • 良く見ると、白い毛がたくさん入っている。タヌキもアナグマも小型哺乳類だけでなく、カモシカなどの大型哺乳類の死骸も食べる。白い毛は、恐らくウサギか、カモシカの死骸であろう。サルは雑食性とはいえ、動物の死骸を食べるとの記録を見たことがない。「ため糞」の規模が大きかったことを考えると、タヌキの可能性が高いように思う。
  • タラノ芽 
  • キブシとコマルハナバチ 

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