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2022早春のイワナ釣りPart2

  • 動画「2022早春のイワナ釣りPrtt2」・・・14分29秒 (YouTube
  • 2022年4月21日(木)、20℃を超える暑さの中、岩魚沢の源流部へ。
  • YouTubeの動画と動画から静止画像を切り取った写真、そして最後に身近な場所で撮影した「春」の写真を掲載。
  • 下流部はヤマザクラやニリンソウが咲き始め、春紅葉の絶景が広がる・・・まさに春爛漫。1時間半ほど歩いた中流部になると、雪が縞状に残り、やっとブナの芽吹きが始まったばかり。源流部になると、森はまだ芽吹かず、早春の風景そのもの。今回は、中流部から源流部の奥地を釣り上がった。
  • 白い花を咲かせるヤマワサビの斜面を下って、岩魚沢に降り立つ。
  • 中流部のブナ林・・・やっと芽吹きが始まったばかり。 
  • ラッキーなことに釣り人の痕跡は皆無で、良型のイワナが次々とヒット。これは腕ではなく、足で釣れた「今年一番乗り」のご利益である。渓流沿いでは、ミソサザイのラブコールとペアのカケスの姿を何度も見掛けた。やっとブナ帯の森も賑やかになってきた。
  • 良型の黄金イワナ
  • 真っ黒にサビついた早春イワナ
  • 精悍な面構えの♂イワナ 
  • 斑点が真っ白なアメマス系イワナ 
  •  納竿した源流部上二又から車止めまで、山菜を採りながら歩いて3時間半もかかった。いまだ釣り人が皆無なのも頷ける。
  • ブナはミズナラなどより芽吹きが早く、やわらかい若葉の量も多い。さらに今年は、ブナの花がたくさん咲いていた。この若葉と花は、冬眠開けのクマにとって最大のごちそうである。 
  • 黄色い暖簾・花かんざしを吊り下げるキブシ 
  • 山菜として人気のタラの芽 
  • 猛毒トリカブトの巨大群落・・・落葉広葉樹の林床は、見渡す限り、延々とトリカブト群落に覆われている。秋、花の最盛期は、さぞ美しい光景が見られることだろう。 
  • 帰路、我々を警戒して動かなくなったアナグマを発見。しばし追い掛けてみたが、太い尻尾を左右に振りながら歩く姿がとてもカワイイ。  
  • 海に近い斜面には、ニリンソウの花が咲き始めた。この花が満開になると、山菜シーズン到来を告げる。恐らく、今年のGWも山菜が楽しめそうだ。 
  • TVやパソコンのニュースを見れば、連日連夜、ウクライナ侵攻の悲惨な映像ばかり。それが二ヶ月にもわたって続くと、70年の人生の中でも気分は超最悪だ。歴史は、常に戦で勝った者が正義で、負けた者の歴史は抹殺される。そんな愚かな戦争を止めるどころか、ますますエスカレートしていく現実を見せつけられると、そんな世俗が嫌になる。だから、戦争もない、税金もとられない、世俗から隔絶された桃源郷の世界を夢見るのであろう。いっそ、そんな桃源郷のような隠れ里に逃げたい気分になる。イワナの世界、山釣りの世界は、そんな人たちにとって最高のフィールドだと、改めて思う。  
身近な「春」
  • キクザキイチゲ(樹木見本園)
  • リスの食事場所・・・樹木見本園のオニグルミ林には、たくさんのリスたちが集まってくる。晩夏から初秋にかけて、オニグルミの実をあちこちに貯食する。その実を冬から春にかけて食べる。オニグルミの実がきれいに真っ二つに割れた残骸が集積していれば、そこはリスのお気に入りの食事場所である。 
  • どんぐりの穴(樹木見本園)・・・どんぐり内の子葉を食べて成熟したコナラシギゾウムシの幼虫は、2時間ほどかけて穴を開け、外に出た際の穴である。幼虫の頭が余裕で通るように穴の直径は2~3mm。外に出ると、地中に潜り部屋を作ってその中で越冬する。翌年の6月頃、サナギになる。 
  • 梅とメジロ(樹木見本園)
  • シロハラ・・・樹木見本園の地上で昆虫類や植物の実を採餌。
  • アオゲラ・・・樹木見本園の伐根周辺のアリを捕食。
  • ショウジョウバカマ(梅林園)
  • 桜の蜜を吸うヒヨドリ
  • 桜の蜜を吸うメジロ
  • スズメは、桜の蜜泥棒

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