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2023マイタケ採りPart4

  • 2023年10月12日(木)、充分な雨と秋らしい気温になってきたので、沢沿いのダイモンジソウもやっと咲き始めた。倒木には、数が少ないもののブナハリタケやサワモダシも顔を出し始めた。お陰で良質のマイタケも出始め、やっと満足するマイタケに当たった。苦戦が続いただけに感動も大きかった。
  • 最も気になるのは、クマの人身事故が多発していること。10月13日現在、これまで過去最大20人の2倍に相当する40人の大台に乗ってしまった。異常事態としか言いようがない。マイタケ山には、クマの食べ物がないので、クマの気配が全くない。クマはいったいどこへ行ったのだろう。その発見は意外なハプニングがきっかけだった。早朝、急ぐあまり電動アシスト自転車のチェーンがギヤから外れてしまった。だから帰りは、被災した林道を1時間半歩くほかない。自転車を押しながら歩く途中、やたら目立ったのが、クリを食べたクマの痕跡。クマは、クリを口で噛み砕き、皮だけツルリと吐き出すから、落ちている殻を見れば犯人が誰だかすぐに分かる。クリの木を見上げれば、クマ棚が幾つもあった。林道には、太い枝を噛み切って、下に落とした後、食べた残骸もあった。林道沿いのクリの木は、100%クマの痕跡が見られた。特に早朝、山に入る際、クリの木に最大の注意が必要だろう。

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