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2023黄葉の雑キノコ採り

  • 2023年10月26日(木)、天気が良かったので、ナメコ山に至る林道被災状況の調査に出かけた。そのついでに久しく訪れていなかった別の枝沢に入ると、途中で林道が寸断されていた。その手前に2台の車が止まっていた。恐らくマイタケ採りの車であろう。しばらく歩いて行くと、道の真ん中に倒木の破片のようなものにサワモダシ(ナラタケ)が生えていた。すぐ上にブナの森から小沢が流れていたので、早速覗いて見ることにした。すると、9月を代表するブナハリタケや毒のツキヨタケ、さらには例年10月中旬頃には終わりを告げるサワモダシが至る所に生えていた。第1発生のナメコは、既に傘が開き過ぎて旬を過ぎていた。今後、雨とともに第2、第3のナメコが発生するであろう。
  • 例年なら黄葉の季節ともなれば、ムキタケと紛らわしいツキヨタケは、姿を消しているはずだ。ところが今年は、ナメコと一緒にツキヨタケが生えている。十文字道の駅でムキタケとして売られていたキノコは、何と猛毒のツキヨタケであった。それを買って食べた人が食中毒になったとのニュースがあった。9月のキノコも晩秋のキノコも一斉に生えているので、知らないキノコには、絶対手を出さないのがキノコ採りの鉄則だ。

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