- 2024年4月23日、春黄葉真っ盛りのイワナ谷に向かった。下流部から入渓し、立て続けに3尾のイワナが釣れた。しかし以降、アタリどころか、走るイワナの魚影も皆無となった。2022年に続き、昨夏の豪雨も凄まじかったようだ。調べてみると、2023年7月中旬の記録的な豪雨災害は、秋田だけでなく、県境に近い深浦町でも甚大な被害が発生していた。深浦町長慶平の雨量計によると、14日午後7時の降り始めから15日午後10時半までの累計で300mmに達し、同町大間越では土砂崩れが発生したという。
河床が破壊された区間はイワナの姿は全く確認できなかった。竿をたたみ、魚影が確認できるまで一気に上流へ。上流部のイワナは、洪水に流されることなく健在だった。その魚影を確認した後、早めに竿をたたみ、新緑のシャワーを全身に浴びて、山菜採りを楽しみながら山を下った。
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