「つり人」2017年11月号掲載記事 | |
渓流人のベスト選書 「越後三面山人記 マタギの自然観に習う」(田口洋美著)・・・マタギあるいは山人は、狩猟と山漁を生業にしていただけに、彼らから学ぶ点は尽きない。この一冊は、「山に生かされた山人たちの名言集」が凝縮されている。この本は四半世紀も前に出版された古い本だが、今なお隠れたロングセラーを続け、昨年、ついにヤマケイ文庫から出版された。ぜひご一読をお薦めしたい。 |
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「つり人」2016年12月号掲載記事 | |
「2016私のイワナ巡礼記・・・夢の岩魚谷」・・・今年ほど「クマもイワナも増えている」ことを実感した年はない。山釣りと言えば、釣り人が簡単に訪れることができない奥地に限られていた。ところが今やイワナの魚影は大きく変化・・・かつては、日帰りで訪れていた近場の源流部が、これまでベストワンと思っていた川をも凌ぐ夢の岩魚谷に変貌しているのである。その劇的な変化を理解してもらうには、私のイワナ初心者時代まで遡って書いてみた。ご笑覧あれ。 | |
「つり人」2016年9月号掲載記事 | |
「釣り人のための新世代ツキノワグマ対策」をテーマに4ページにわたって掲載。クマによる4人殺害事件発生をはじめ全国的に相次ぐクマの異常出没、人身事故が多発している背景は何か・・・木の実の豊凶だけでなく人間側の急激な変化にあること、クマはそもそも食肉目クマ科、クマの生態と四季の行動、木の実の豊凶と着床遅延、危険な親子グマに注意、これまでより積極的な被害防止対策、万が一遭遇したらどうするか、死んだふりがダメな理由などについて詳細に記述。他に「釣り人のクマ遭遇体験談」などが掲載されている。 | |
「つり人」2014年10月号掲載記事 | |
「つり人」2014年10月号の特集は大岩魚。その「大岩魚がこんなエサを食べていた」という事例を紹介願いたいとのメールをいただき、久々に書いてみた。源流のイワナを追い続けて30年・・・胃袋から出てきた獲物は、サンショウウオ、ハチ、ネズミ、エゾゼミ、カエル・・・その他釣り人から提供された写真は、ヘビ、コウモリ、小鳥、マブナ、共食い・・・タイトルどおり、悪食のチャンピオン・・・「イワナは魚ではなく獣」というのが私の結論である。カラー3ページ。(2014年8月25日発売) なお、今回の特集記事の一覧を下記に記す。イワナ好きにはたまらない内容になっているので、ぜひご一読を。 特集 滝ツボ、大淵、山上湖・・・大岩魚はどこにいる?
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2005年4月号「ペット倶楽部・東京版」掲載紹介 | |
誘われるまま、久々に雑誌に書いてみた。それも釣りの雑誌ではなく、ペットの雑誌に・・・何で、と思われる方もいるかも知れませんが、私は大のペット好きだからだ。この雑誌のサブタイトルには「人と動物と自然の共存を考える環境ライフスタイル・マガジン」とある。 日頃から気になっていたのは、「ペットと野生動物の違い」。白神で出会った「神々しい光景」にはじまり、森は野生動物だけでなく、人間にとっても「レストラン」、獣の世界に正面から向き合えば、ペット感覚・お茶の間感覚では殺される、永遠に繰り返す生と死の循環・・・「共生共死」・・・そんなことを徒然なるままに書いてみた。 |
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2003年別冊フィッシング「新渓流紀行4」掲載紹介 | |
瀬畑雄三翁と柴田君、私の3名と山越えルートを辿ってやってきた仙北マタギ一行が和賀山塊のお助け小屋で落ち合い、共に山釣りを楽しんだ仙北マタギの渓・マンダノ沢源流紀行。私にとっては、愛用の一眼レフ・キャノンEOS1Nで撮影した最後のカラー画像です。今は重い一眼レフを捨て、全てデジカメで撮影していますから、恐らく雑誌に掲載するのは、これが最後かと思います。掲載記事は、カラー9ページ。(文・写真:菅原徳蔵)。 | |
2002年東北のフィッシングマガジン「自然倶楽部」掲載紹介 | |
2002年4月10日発売「自然倶楽部」5月号に、小生の愚文「釣り人のための山菜図鑑」が掲載されました。山菜の写真は、アイコ、シドケ、ホンナ、コゴミ、ヤマワサビ、ウド、ミズ、フキ、タケノコ、ダイモンジソウの10種。覚えておきたい山菜2種、注意すべき山菜2種、他に早春をイメージする写真やサビのとれないイワナの写真が掲載されています。大項目は「山菜が山の楽しみ方を広げてくれる」「春を彩る山の幸たち」「初夏の源流は山菜の宝庫」・・・渓流釣りを始めた頃は、全くのど素人だったことを思い出し、初心者向きに解説したつもりです。(カラー3ページ) | |
2000年東北のフィッシングマガジン「自然倶楽部」掲載紹介 | |
2000年11月号に小生の記録「歴史のロマンを探る山旅」・・・1000年の歴史を刻む古道を歩き、岩魚の滝上放流の謎に迫る。ブナの恵み、日本の原風景の美しいカラー写真16枚、3ページ。 |
自然倶楽部2000年3月号・・・和賀山塊・マンダノ沢源流紀行「イワナが遊ぶ原始の渓へ」文・写真:菅原 徳蔵 |