きのこ2011-01 2011-02 2011-03 2011-04 2011-05 山釣り紀行TOP
ジャンボナラタケ、豆粒ナメコ大量発生、ブナハリタケ、極上ナメコ、ブナ帯のキノコ採りのコツ・・・ |
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ナラタケのピークを予測し、再び相棒と一緒にブナの森に向かった しかし、いつもの大爆発はなく、先日の雨で発生したナラタケの成菌を採る程度だった 新たな幼菌の発生もほとんど見られなかった・・・故に、これで旬のナラタケ採りは終わりになるであろう 一方、ムキタケは、まだ発生は少ないが、ナメコの幼菌は至る所に発生していた 谷の黄葉が深まるに連れて、ナメコ採りの最盛期を迎える 今年のキノコは総じて不作・・・しかし、なぜかナメコだけは期待できそうな気がする |
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発生のピーク時にこんな状況ならば、ナラタケの大爆発はないと判断せざるを得ない |
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▲沢沿いの倒木に折り重なるように発生したナラタケ成菌 ナラタケは、秋田でサワモダシと呼ぶとおり、沢沿いの倒木に大発生する 傘の開いた成菌ともなれば、遠くからでも発見しやすい |
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▲ナラタケを採る ナラタケは、傘がもろく壊れやすい 故に、できるだけゴミや泥を付けないように丁寧に採取するのが最大のコツである |
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▲柄が太いジャンボナラタケの群落 右のアップ写真・・・柄も傘も肉厚なジャンボナラタケは、採り応え十分 根元をナイフで切り取れば、無駄なく綺麗に採取できる ボリューム満点であっという間に袋が一杯になった |
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▲ブナハリタケ・・・ブナハリに不作はないのか、やたら生えている ブナハリタケは、ナラタケと同様、かなり遅れて発生し始めた 若くて旬のブナハリだったが・・・あくまでナラタケ&ナメコに絞って採取する |
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▲虫食いゼロの極上ナメコ この肉厚の極上ナメコに出会えただけでも、来た価値は十分にあった しかも滝が懸る沢のど真ん中で、背景もベスト 飛び散る飛沫にしっとり濡れ、色艶、ヌメリともに素晴らしい さらに周囲は滝のマイナスイオンに溢れていた 天然ナメコの画像としては、一級品の写真が撮れたので満足!満足! |
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▲巨大ブナの倒木に生えたブナハリタケの群生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲豆粒幼菌その6、次回の楽しみに残す 昨年から素晴らしいナメコが生え出したが、今回も豆粒ナメコが一塊となって発生している また皮が剥がれた箇所、あるいは皮を破って生えだしたナメコも見られる このブナの倒木は若く、数年は極上ナメコの採取が期待できるだろう |
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ブナ帯の木に生えるマイタケ、ナラタケ、ナメコなどは、毎年同じ木に生える 従って、その採取データの蓄積があるかないかで、収穫量に大きな差が出る |
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▲ブナシメジ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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錦繍のブナ林・・・降り積もった落葉を踏みしめ、キノコを探す、撮る、採る こうしてキノコ木のデータを蓄積していけば、品質、量ともに格段にアップしていく だから、その楽しさは、山釣り人生最大の楽しみになった |
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今回、ナメコの発生を確認した倒木は、 これまで採取した実績のある倒木、あるいはその周辺に集中している ブナ帯のキノコ採りのコツ ブナ帯のキノコは、生えるキノコ木を巧みに「棲み分け」している(稀に混成あり) ゆえに採取データは、マイタケ木、ナラタケ木、ナメコ木などと、 生えるキノコの名称を付けて頭にインプットしておくことが肝要である また、そのデータが一定量に達すれば、種類別に歩く最適ルートを図面に落とすことができる その最適ルートに従って歩けば、目的のキノコを効率的に採取できる しかし、キノコ木も数年経てば朽ち果て、目的のキノコも生えなくなる 従って、最適ルートを歩く際に、新たなキノコ木のデータを更新していく必要がある また、気温や降水量を調べ、山を数多く歩けば、キノコの発生時期や量を予測できる キノコ採りを楽しむコツは、これらを繰り返すことに尽きるように思う |